痴呆に関する認識


義母の数回の入院中、Dr.や看護婦(看護士)さん共に、痴呆患者に対する、認識不足を感じました。
みなさんも、経験おありかもしれません。

【医師の場合】
ある時、脳卒中を起こして入院中だった男性が、検査を受ける為1人で検査室の前で待っておられました。
そのうち分けわからない事を口走り、「帰る」と車椅子から立ち上がりそうな危ない状態に。。。
見るからに、痴呆がおありの様子。

神経内科のDr.が呼ばれました。
そのDr.は、なんと、その男性にこんこんとお説教を始められました。〃◎_◎〃
「○○さん、夜中に何度もナースコールを押しちゃ、ダメですよ!看護婦さんは、○○さん1人見てるんじゃないんですから。わかりましたかっっ!!」云々。
私は、とても驚きました。
お説教をして聞き入れられる痴呆患者さんがいるはずがないし、第一、その方、夜中に自分が騒いでいるという自覚だって、あるかどうか…。
お説教のメリットは、一つもないはず。。。
案の定、男性はますます興奮をしておられました。(^_^;)

痴呆の原因に多い、脳卒中、脳硬塞などの病気を専門に診る、神経内科のDr.を持ってしても、痴呆に対してこの程度の認識しか持っておられないのかと、驚くやら、哀しいやら…。

見かねた私は、男性に(*^^*)にっこり微笑むと、男性も(*^^*)にっこり。。。
私は、大袈裟にお辞儀をし、「こんにちは」と挨拶を。。。
すると、男性も、「こんにちは」と、返して下さる。
そうして、しばらく私達は、お天気の話などをしました。Dr.を無視して…。(笑)

【看護婦さんの場合】
ある時、看護婦さんが入院中の義母に、こんな事をおっしゃいました。
入院1ヶ月くらい経過した頃でしょうか、「○○さん、私の事、わかるぅ〜〜〜?(*^^*)」
義母は、「 (;゜゜)???」
「○○さん、いい加減に私の事、覚えて〜〜!」と、看護婦さん。。。
その方は、御自分の事を覚えて欲しかったのかも知れませんが、それはあまりに痴呆の事を理解していないのでは。。。。
痴呆患者さんは、出来事や事実は忘れても、上記のような場面で、恥ずかしい思いをした、プライドが傷つけられた、嫌だった等、感情だけはしっかり残っていたりもします。
時として、それがストレスとなって、せん妄を起こすことさえあります。
側についている家族、介護者は、こんな時ハラハラしています。

これからの高齢化社会、痴呆患者さんはさらに増える事でしょう。
アルツハイマー型と脳血管性痴呆とでは、同じ痴呆と言っても対応が変わってくる部分もあります。
対応いかんによっては、看護をさらに困難にさせる状況を生み出す事もあると思います。

患者サイド、医療者サイド両者お互いの為に、もっと痴呆に対する知識や情報が、いろいろな方に浸透していくことを願っております。


H.14.1.7 記

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