経管栄養(胃瘻、他)

嚥下困難が進むと次は経管栄養にて、栄養を摂取することになります。
ここでは具体的な情報より、介護者や家族の気持ちに焦点を当てて、述べて行きたいと思います。

*嚥下困難後期
口からの摂取ができにくく、むせも多く、時間ばかりかかる割に充分なカロリーも栄養、水分補給が難しくなった義母でした。
その時、毎日の食事は、とっくに楽しみではなくなっていました。
むせながらでも食事をしない訳にも行かず、無理を承知で、また嫌がる義母の口に食事を運ぶ。
義母にとっても、私にとっても、辛い時間でした。

*経管栄養に踏み切れなかった理由
食事の時間がとても大変なものになっていたにもかかわらず、なかなか次のステップに踏み切れなかった理由は、
1)鼻から管を胃まで入れて行なう鼻腔経管栄養は、痴呆がある為、本人がチューブを抜いてしまい、上手く機能しないであろう事が、容易に想像できる。
2)チューブを抜かせない為には、多少手を縛るなど、拘束をせざるを得ない。
3)胃に穴を開けてチューブを留置する胃瘻は、1週間余りの入院が必要。
等でした。

*鼻腔経管栄養を決意
口からの摂取がますます困難になり、誤嚥性肺炎も引き起こしかねない危険な状態になり、ついに、簡単に始められる鼻腔経管栄養を開始しました。
案の定、24時間で4回もチューブを引き抜いてしまった義母。
その度に苦しく痛い思いをする義母を見て、また、押さえ付けなければならいのも辛かったです。
そして、片時も目が離せない状態に、介護者、家族みんな、くたくたに疲れてしまいました。

*ついに胃瘻設置
色んな経過をたどり、ついに胃瘻しかないと私達も、ようやく手術を決断するに至りました。
そうまでして生き長らえさせる必要があるのか。
自然に任せた方が良いのでは…。
と、いう御意見もあることでしょう。
しかし、まだ生きる術があるのに、それを選ばず、食べられなくなった義母を見ているだけ…、それは出来ませんでした。

*胃瘻設置後
入院中(結局2週間程)、退院後、色々あり、大変な思いをしましたが、結果的には胃瘻にして本当に良かったです。
胃瘻を医師から勧められ迷っておられる皆さん、全身状態にもよりますが、病状によって今後嚥下困難が改善の見込みがなければ、胃瘻はとても有効かつ、とても便利なものです。

病院で胃瘻の手術をしても、その後の在宅におけるケアについて、説明不足の場合もあり、その為に介護者は不安を抱えたり、いろいろな処置、他栄養管理が大変に思えたりするものです。
うちの場合も、もう少し詳しく、また、具体的に説明して下さったらと、強く思ったものでした。

経管栄養、胃瘻について詳しくお知りになりたい方は、下記ページへ。

@PEG ドクターズネットワーク  (電話 03-5733-4361)
胃瘻の体験記もあります。
http://www.peg.ne.jp  

@胃瘻のある方への退院指導例  
http://www.os.rim.or.jp/~mia/taro2/Discharge/peg/pamph.htm  

@経鼻経管・胃瘻による栄養管理    
http://www.asahi-net.or.jp/~wu5t-kmnu/genkou/g1118.htm

@pegに伴う合併症とその対策     
胃瘻に伴い起こりうる危険性についての情報  
http://www.os.rim.or.jp/~mia/taro2/Discharge/peg/trouble.htm

@胃瘻増設術の実際  
http://members.tripod.co.jp/ktjm/new_page_12.htm  

@ペグケアー
(胃瘻増設術後の周囲皮膚の保護を目的とした、皮膚にやさしい保護剤。シールで張り付けるタイプ)
アルケア(株) 商品相談室  フリーダイヤル 0120ー770175
<品名>ペグケア <商品コードNo>16261 20枚入り ¥2000
電話で品名と商品コードを伝えると、最寄りの取り扱い店を紹介してくれる。自費購入。

@経管栄養の為の自動ポンプ(保険適用)
決まった量を、決まった時間で栄養が送れるので、あると介護者はとても楽になる。
主治医に要相談。
ただ、栄養剤は保険の関係上、種類が決められる。
在宅用ポンプである為、医師によっては知識、興味がない場合もあり、採用してもらえない場合があるので、強く働きかけが必要な場合も…。
<品名>テルフィールド ENポンプ FE-501 
テルモ(株)http://www.terumo.co.jp/

= 参考 =
自動ポンプについての付記
在宅成分経管栄養法とは、諸種の原因によって経口摂取ができない、又は、著しく困難な患者について、在宅において実施する栄養法を言う。
このうち、指導管理料算定(保険)の対象となるものは、栄養成分のあきらかなもの(アミノ酸、ジペプチド叉は、トリペプチドを主なタンパク源とし、未消化態タンパクを含まないもの。例えばエンテルード)を、用いた場合のみであり、単なる流動食(エンシユアリキッド等)について経管栄養をおこなったもの等は該当しない。

栄養管セットに係る加算と注入ポンプに係る加算とは、合わせて算定する事ができるが、それぞれ、月一回に限り算定する。
用件を満たす人工栄養剤(商品名)は、エレンタール、エレンタールp、エンテルード、ツインラインのみ。(平成12年4月現在)

匂いがきつい場合があるので、専用のフレーバーをまぜると良い。フレーバーは自費。
病院によっては、無料でくれる所も。自宅のコーヒーやココアを混ぜても可。

H.14.1.13 記

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