妄想とせん妄

*せん妄

せん妄は、不眠と間違われやすいですが、これは意識混濁(周囲の認識の明晰さの減少)、錯覚、幻覚をともない、不安、恐怖などが加わった状態を言います。

【原因】
代謝障害、心不全、脳器質性疾患、脱水症、薬物の副作用、急激な環境の変化、ストレス、他様々です。

痴呆があると、せん妄は起こりやすくなりますが、せん妄があるからと言って、痴呆と言うわけではありません。
逆もまた真、ではない様です。

【前ぶれの症状】
集中困難、不安、不穏、焦燥感、倦怠感、光や音に対する過敏、傾眠傾向、反対に不眠などが見られます。

義母の場合は、目つきが悪くなる、イライラする(特に「早く!早く!」と言ったり、拍手をするように手を打ち鳴らし要求を言う)、やくざのようにからんできて、会話にもトゲが出てくる、などが危ない信号でした。(^_^;)
そして、薬が変わった時や、量が新たに増えた時にも、必ずせん妄が見られました。

【対応】
*おびえたり、興奮している時には、思わぬ事故が起こる事もありますので、1人にしない。
*刺激的な音や光りは避けて、静かな環境で過ごせるように配慮。
*時には本人の名前を呼びかけたり、ご老人が信頼なさっている人の名を知らせたり、側についているから安心するよう、度々伝える。
*今いる場所や時間(わからなければ、本人に合わせる)、夜であることなどを、知らせる。
*食事や水分、トイレの誘導は、時間に関係なく症状の軽いタイミングの時に行なう。

幻覚をともなう時
*幻覚出現時は、それが何であるか知らせたり、触らせたり、錯覚の原因になるような物は片付ける。
例えば、光で影を作るような物は、片付ける。
壁にかけてある物はをはずす…、など。
それでも幻覚があるときには、一緒にで話を合わせたり、嫌な物だったら「追い払ったから大丈夫」と、声をかける。
話を合わせたり、お芝居しにくい時は、見えている物について、「どんなかたち、色は、かわいい?気持ち悪い?」または、「私には見えないけれど、○○さんには、見えるのね〜」と言ってみる。

義母の場合私は前ぶれが見られたら、夕方なら導眠剤を早めに使っていました。 症状が強くなってからですと、もう眠剤も効きませんから。。。
そして、ひたすら刺激を与えないよう、会話も出来るだけ避け、義母の視野からも遠のいた所に控え、部屋の照明も暗くして、おさまるのを待ちました。

一度、ワインと一緒に眠剤を飲ませたら、せん妄がとても強くなり、2日間眠らなかった事がありました。
眠剤とアルコールの併用は、必ず避けるべきですね。(^_^;)
あれこれ手を尽くしてもおさまらない時は、危険がないようにだけして、本人から離れ、放っておくのも一つの方法のようでした。

いずれにしても、妄想やせん妄などの精神症状は、介護者泣かせですね。
せん妄など精神症状が出た時は、介護者の精神的ストレスがとても大きくなる時でもありますから、よく観察して精神症状が出やすいパターンをつかみ、対応がしやすくなるとよいですね。

妄想、せん妄、徘徊などの精神症状が出やすくなる、会話の内容、場所、時間、等、いつも介護をしている人にだけわかる、パターンがあるかもしれません。

H.14.1.7 記

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