ごあいさつ

 

私は、パーキンソン症候群、乳癌、脳血管性痴呆、骨粗鬆症、他、いろいろ病気を抱えた主人の母の在宅介護を6年余り続け、平成13年9月30日に看取り終えました。
亡くなる数カ月前からは、乳癌悪化に伴う様々な処置、在宅酸素、胃瘻、尿カテを
自宅で行ない、最後10日間余りの入院を経た後の事でした。

精神介護に加え、身体介護も加わり介護量も増え、外出もままならず、
私は、同じように、介護をなさっている方とお話がしたいと、ずっと思い続けていました。
そんな時、やっとネットができるようになり、初めて仲間に巡り会え、
声をかけて頂いた時の嬉しさと言ったら…。

以来、愚痴を言ったり、情報を教えて頂いたり、ネットは私にとって、なくてはならない
交流の場と、 なっていったのです。
しかし、苦しい介護生活も、ついに、終わりが来ました。
介護が終わったら、あれもしよう、これもできるんだと、思っていた私でしたが、
現実は そうたやすいものでは、ありませんでした。
そんな私には、介護を通じて知り会えた皆さんと共有した時間が、
とても忘れられないでいます。

介護を終えてしまった私は、今この瞬間も大変な介護をなさっておられる皆さんと、
どんどん気持ちの上で、温度差が出てくるでしょう。実際、出て来ています。
それが、恐いです。
私の言葉で、皆さんを傷付けやしないか…と。不愉快な思いを、おさせするのでは…と。

それでも、やはり、私は、いろんな方と交流がしたい。 お話がしたい。 こう、思っています。
だんだんと、介護からは遠ざかっていくでしょう。 それでも、どうぞ、みなさんとお話させてください。

よろしくお願い致します。m(_ _)m
 H.13.11.1 記  by  kei 

 

 


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